2017.05.24

‪何も言いたくなくなるような天気は昨日から続いているのだけれど、今日は小雨が降っていた。入道雲らしきシルエットも、夕焼けのオレンジ色を受けながら空に張り付いていた。

また誰かと天気の話がしたくなった‬から、携帯を開いた。タバコを吸いながら、たこ焼きを摘んだ。終電に乗り合わせたサラリーマンの顔を見つめて、安心した。

そんな今日は、昨日とは違って何か感想を持つ暇さえくれない。こんな今日が続いているから、明日言えない言葉が胸に吸い込まれ、思ってもいないことが口から出てくるようになる。そんな口元を尖らせてポジティブな人間を嘲笑い、ネガティヴな人間を上から見つめながら、終電に乗る。席を立って別の酔っ払いに角の特等席を譲る。ドアが開く。ホームを歩く。乗り換えをせずにつり革に捕まったまま目を瞑っていれば、遠くの平野に降ろされるというのに。

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